何度観ても

chronos_3
(C)岸圭子


キャラメルボックス「クロノス」
もうすぐ横浜公演が始まります。私は初日に行きます。

この作品の魅力は、何と言っても純粋なまでの「想い」ではないかと感じます。
ラスト近くのひとつのシーンだけでなく、あちこちにちりばめられている、
いろんなキャラの切ない「感情」。
もう、いろんな台詞が「くる」のです。
それは、やっぱり生きた感情だからなのですよね。
また、「クロノス」に触れられる、あの時間をとても楽しみにしています。

劇場まで足を運べない、という方に。
原作である、梶尾真治さんの「クロノス・ジョウンターの伝説」をぜひオススメします。
私は、この作品が3つの短編で構成されていることに、作者の上手さを感じました。
最初の「吹原和彦の軌跡」では、切ないラストで胸を締め付けられますが、
あとの2作品を読むと…。
きっと、吹原にも、もっと別の「奇跡」が起きたんじゃないか?
そんな風に思えてきます。

「クロノス」

11/25の記事でもちらっと書いていますが、改めて。
演劇集団キャラメルボックス現在公演中の「クロノス」の話です。
とにかく、まずこちらの、「クロノス」特設ページを見て下さい。百聞は一見にしかず!
いきなり音楽が出るので、心の準備をしてクリックですよ♪

このお話は、「黄泉がえり」を書かれた梶尾真治さんの「クロノス・ジョウンターの伝説」を原作に作られました。
吹原和彦はカッコ良くも強くもない理系の男。だが、好きな人のために命をかけて時空を超えます。
ただ、守りたいから。助けたいから。その思いが彼を突き動かすのです。
その真っ直ぐな、純粋な想いに涙を誘われずにはいられません。
吹原を見守りながら迎えるラストは、号泣ものです。
私は舞台が終わっても、心の中に吹原の想いの粒が残ってしまって、しばらく席から立ち上がれませんでした。
既に2回観ていますが、行けるなら何度でも吹原を応援しに行きたいと思っています。

ストーリーも素晴らしいですが、舞台に上がっている役者さん達がまた素敵なのです。
主役の菅野良一さんはもちろん、脇を固めるメンバーがそれぞれの魅力で役割を果たしていて、
演劇って本当にチームプレイだなあ、とそういう部分でも感動します。

しかし。この公演、なぜかチケットが余っている!年末で皆忙しいのでしょうか。
なんて勿体ない!こんないい舞台、見逃したら地団駄踏みますよ、本当に。
後悔しないためにも、すぐにサンシャイン劇場へ行きましょう~。
「チケット予約ページはこちら

私はつい昨日、拙作「演劇シリーズ」の完結編原稿を完成させました。参考ページ:VENUS内「太白星」
演劇シリーズを始めた頃から、キャラメルボックスの舞台や役者さんに何度も励まされてきました。
今回の「クロノス」にもそういう思いをたくさんもらいました。
舞台の面白さは、役者さんがまさに舞台の上で呼吸をしているということ。
映画も魅力がありますが、舞台は何度観てもその瞬間にしかない息吹があって、やめられません。
そして、自分もやりたくなるんだなあ。

ミュージカル

「nine THE MUSICAL」を観て来ました。
別所哲也さんは昔から好きで、一度舞台を観てみたいと思っていたので
実現して嬉しかったです。
舞台上の彼はひときわ輝いていました。声がTVと全然違って聞こえました。
そして歌がとても上手でした。演技も素晴らしかったです。
低音がよく響いていて、いい声だなあと思いました。

ところで、観劇が趣味というと、劇団四季とか宝塚も観ますか?という質問を
よくされるのですが、実は私、ミュージカルはちょっと苦手だったんですね。
これは好みの問題なので、批判と取らないで欲しいのですが、
オペラだとクラシカルな歌い方でクラシカルな要素満載なので、
「そういう世界なんだ」と思って観られるのですが、
どうもミュージカルだと「どうしてそこで歌い始めるのかなあ」と思ってしまうのです。
ミュージカルでも、オペラでも、役者の感情表現は「歌」でするものだ、
と分かってはいるのですが、どうもミュージカルだとなじめない、というのが
私のミュージカル苦手意識の原因ですね。
ただ、今日の「nine THE MUSICAL」はとても楽しんで観られましたし、演出も良かったので
飽きることなく観ることができました。3F席でしたけど、役者さんの表情も見えましたしね。

しかし。
私の好みとしては、役者の生の感情表現を、生の形で見せられた方が
インパクトが強いようです。
以前、新宿梁山泊という劇団の現代版・四谷怪談のテント芝居を観たことがあるのですが
これが、すごく衝撃的で。その負のエネルギーに思いっきりやられて、
2,3日立ち直れなかったことがあります。
それほど影響を受けてしまう、というのも、ある意味危険ですけどね(笑)
本当に印象深かったのです。怖かった!
でも、見せ方として「生々しすぎない」形の方が好き、という人もいるので
意見は分かれるところでしょう。どちらが優れている、ということも決められないと思います。

でも、今日でミュージカル敬遠症候群には、ちょっとだけ歯止めがかかったと思います。
生演奏だったのがポイント高かったですね。オケはやはり生音が一番!
もし、オススメのミュージカルがありましたらぜひ教えて下さい。
観に行けるかどうかは、金銭的余裕の問題で分かりませんが…(^^;;;

ワークショップ

世田谷パブリックシアターで行なわれている、「デイ・イン・ザ・シアター」という
ワークショップに参加してきました。
演劇経験は、中学3年間と大学3年間、プラス社会人で3年間ほどやっていた私ですが
ワークショップは初体験で、どんな感じなのかなあ、と思いながら参加しました。
感想は……とにかく楽しかったです♪
初心者向けに開催されている、この「デイ・イン・ザ・シアター」は、体を使って
遊びながら、演劇を楽しんでしまおう、という雰囲気でした。
でも、内容的にはしっかり、演劇的な要素も含まれていて、経験者である私も
うーん、これぞ演劇の醍醐味、と思えるような、濃い内容でした。
毎回、内容は違うようなのですが、要するに自分をほぐす、開放する、というのが
主な狙いなのかな、と思いました。とにかく、体を使って何かを表現してみることで、
普段閉じている部分がどんどん開いていきます。
自分って、こんな力があったんだな、って思える瞬間があります。
面白いなあ、と思ったのは、初めて会った全然知らない人と、すぐに組んで
何かを表現しなさい、と課題が与えられます。
相手の人が普段、何をやっているかは全然わかりません。でもそんなこと関係ありません。
「いすを表現してみて下さい」と言われたら、その人と一緒に、どうやったらいすに見えるか
一生懸命考えます。なかなかない体験ですよ、これは。頭も体も心も、やわらかくなります。
今まで、劇団というか、誰か知ったメンバーとしか演劇をやったことがない私にとって、
これはすごく興味深いことでした。
鴻上尚史さんが、ワークショップはプロデュース公演などで初めて集まったメンバーと
演劇をやることが多いヨーロッパでは、すぐに打ち解けるための手法として活用されている
と書いていましたが(インタビューこちら)、まさにそんな感じでした。

私個人としては、輪になって座ったり、皆でどう演じるか打ち合わせをしたりする感じが
昔、演劇をやっていた頃の空気と同じで、くうう~、と芝居を作っていくあの楽しさを
思い出して、内心ニヤニヤしてました。いいなあ~、とすごく楽しんでいました。
また参加できる機会があれば、ぜひ行ってみたいです。
なにせ、参加費が500円と激安ですしね♪
全くの初心者の方も、興味があればぜひ参加してみて下さい。

そうそう、参加の案内が書いてあるメールに、すごく素敵な言葉が書いてあったのです。
「汚れてもいい服装・靴、動きやすいこころ、でいらしてください。」
動きやすいこころ。
忘れたくないけど、普段は忘れがち。
また、心が固まってきたと思ったら、ワークショップでやったことを思い出したり
参加してみたりしたいです。

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