消費者と製造者の信頼関係

うひゃー、気づけば前回から1ヶ月経ってしまいました(汗)
最近、またゆっくりPCに向かう時間がなくて…
なんて、言い訳になってしまいますね。すみません。
忙しいとか時間がないとか言うのはあまり好きではないのです。
単に自分の時間の使い方が下手なだけなので…。
でも、「更新しなきゃ!」と思うと自分が追い詰められてしまうことも確かなので
これからも「やれる時に更新」って感じになってしまうとは思います。
それでも継続していきたい意思はあるので、頑張りますよ~。

さて、前置きが長くなりましたが、今日の記事。
ここのところ、「白い恋人」のイシヤ、「赤福」の株式会社赤福と
銘菓と言われるお菓子に不正表示問題が続きました。
どちらも私が幼い頃から親しんだ、大好きなお菓子だったので
とてもショックなニュースでした。
「賞味期限」は、「美味しく頂ける期間」ではありますが
製造する側が、それを「ちょっとなら大丈夫」としてしまうのは
消費者との信頼関係を崩すものだと思います。
基準があり、表示するようになっているからには
自己判断でそれを変えてしまうのは、やはり違反なのです。
以前のミートホープの牛肉コロッケもそうでしたが、
消費者の立場から言えば、お金を出す時に安全も買っている側面はあります。
私は出来るだけ国内産の原料を使ったものを(多少高くても)買っています。
それには、信頼できるところのものを買いたい、という気持ちがあります。
このようなニュースが続くと、その「信頼」が大きく揺らぎます。
本当に大丈夫なのか…。消費者は信じるしかないですからね。
製造者側も、いろいろな事情からそうしてしまったのかもしれませんが、
結局、ちょっとなら…としたことが、かえって大きな損害に結びつくということを
忘れてはいけないと思います。
ああ、それにしても、白い恋人も赤福もぜひ、
きちんとした形で復活してほしいものです。

奈良の妊婦死産

奈良から救急搬送の妊婦が流産 10病院受け入れ断る
 29日午前5時10分ごろ、大阪府高槻市富田丘町の国道171号交差点で、
奈良県橿原市の妊娠3カ月の女性(36)を搬送中だった中和広域消防組合(橿原市)の
救急車と、大阪府茨木市の宅配業の男性(51)運転の軽ワゴン車が衝突。
女性は高槻市消防本部の救急車で約40分後、約4キロ離れた同市内の高槻病院に
到着したが、流産が確認された。女性らにけがはなかった。
事故と流産の因果関係は不明だという。

女性は事故の約2時間半前の同日午前2時40分ごろに橿原市内で腹痛と出血を訴えて
119番通報したが、受け入れ可能な病院が見つからず、そのまま救急車内で待機。
10病院、延べ12番目に問い合わせに応じた高槻病院へ向けて出発するまで
約1時間半かかっていた。通報現場から病院までは直線距離で約40キロ離れていた。

奈良県では昨年8月、分娩(ぶんべん)中に意識不明になった
高崎実香さん=当時(32)=が19病院から転院を断られた末に死亡しており、
産科医療のあり方が改めて問われそうだ。

高槻署や中和広域消防組合などによると、女性は知人男性とともに近所のスーパーで
買い物をしている最中に突然、腹痛を訴え出血。同日午前2時44分、知人男性が
「過去に流産している。今も妊娠しているが、
切迫流産しているかもしれない」と119番した。

女性にかかりつけの医師はなく、通報を受けた同組合が県内の空きベッド情報を
確認したところ、県立医大病院(橿原市)にベッドがあったものの
「手術中で対応できない」と断られたという。

消防組合は大阪府内の病院に受け入れ要請を続けたが、難航。10病院、
延べ12番目に問い合わせに答えた高槻病院に搬送することが決まった。
その間、救急車はスーパーで待機。出発できたのは午前4時19分だった。

高槻署によると、救急車は赤色灯をつけて直進、青信号で進入した軽ワゴン車と
接触したという。救急隊員3人と軽ワゴン車の運転手にけがはなかった。

妊婦の救急搬送をめぐっては、近畿2府4県と福井、三重、徳島の知事でつくる
近畿ブロック知事会議が、各府県が協力して出産前後の妊婦の搬送や
受け入れ体制を確保することで合意している。(2007/08/29 10:33 産経WEB)』
《以上引用》

この報道、聞かれた方も多いのではないかと思うのですが…
いささか疑問の残る点も多いニュースでした。

確かに、産科救急の受け入れ体制を整えることは大切だと思いますし、
このような痛ましいケースをもう二度と起こさないためにも、整備は急務だと思います。
ただ、不明瞭なところがあるのです。
・妊婦さんにはなぜ、かかりつけ医がいなかったのか?
(ちゃんと妊婦健診を受けていれば、かかりつけ医がいないのはおかしい)
・通報の午前2時…そんな時間に妊婦が買い物?
いくつかブログを読んでみると、やはり同様の疑問を持った方もいて
「本人の自己管理の問題では?」という意見もありました。
私自身、出産してみて思ったのですが、妊娠は病気ではないけれど
自己管理はとても重要です。安定期と言われる5~7ヶ月にだって
何が起こるか分からないので、自分が健診を受けている医師や
救急のある産科とはいつでも連絡が取れるようにしなくてはいけないし、
当然、母子手帳も携帯していることが大事です。
この妊婦さんがどのような状況に置かれていたのか、
それは憶測になってしまうので、私はそのことには敢えて踏み込みません。
ひとつ言えるのは、失われた小さな命が可哀相…ということだけです。

この報道によって、産科救急の体制を整備する動きになってほしいですが
受け入れを断った、ということで産科バッシングになるのはどうかと思います。
実際、今回の場合はかかりつけ医との連絡がなかったために
状態が良く分からず、緊急性がはっきりしなかった、というのもあったようです。
マスコミの取り上げ方の問題だと思うのですが、この事件の背景には
産科の現場がかなりハードで、どんどん産科が減っていること、
そのため体制が取りづらくなっていること…いろいろな要素が含まれています。
地域によっては、「お産難民」などという言葉もあるくらいなのですから。
この少子化の時代にですよ。
マスコミにはぜひ、その辺りを突っ込んで欲しいものです。
産科、本当に大変な現場です。
お産って「いつ」って決まってないので、24時間体制です。
だからお産を扱わないレディースクリニック、増えてるのですよ。
先生1人では体壊しちゃいます。夜中に分娩→翌日は診察、とかやってたら。

介護の現場の話を書いていても、いつも同じように思いますが
結局、起こってしまう事故は、もちろん良くないことです。
でも、それがなぜ起きるのか、背景をしっかり見ていかないと
単なる批判になってしまうし、そんな厳しい現場で働きたいという人がいなくなります。
もしもの時、安心できる体制作りをぜひ検討して欲しいものです。

年金保険料、大丈夫?

社保庁職員の着服と不正受領、12年間で1億1300万円(読売新聞)
社会保険庁は31日、昨年までの12年間で、職員による社会保険料の着服と
年金給付金の不正受領の件数が26件あり、
総額が約1億1300万円だったことを明らかにした。
民主党の山井和則衆院議員の質問主意書に回答した。
同庁によると、26件のうち、年金保険料を納めに来た人の現金を着服したケースが
17件で、計約3100万円に上った。最も額が大きかったのは、1998年に発覚した
東京・旧蒲田社会保険事務所の事例で、1人の職員が、133人分の
国民年金保険料1266万円を着服していた。
保険料が着服された被保険者や事業者は「未納」状態になり、
社保事務所などから電話や文書で督促されるため、その時点でおかしいと気づき、
発覚することが多かったという。』(以上引用)

これ…本当に大問題です。
年金の未納については、私は国民の義務のひとつだと思っていますから
きちんと払った方がいいと考えています。
実際、自分も未納なしでずっと払ってきました。
払わない人達の「自分達がもらえるかどうか分からないから」という言い分は
どうなのかなあ、と思ってきたのですが、こういう事件が発覚してしまうと…
本当に払う気が萎えてきますよね。
しかも、払った人のを未納扱いにして、着服していたなんて!
自分の年金、大丈夫なのか…?と心配になりました。
こういう不信感が、社会保険のあり方を歪ませてしまうのだと思います。
日本の年金や福祉は、今とても中途半端なのですよね。
・国が負担しない代わり、税率もさほど高くなく、自分達でお金をせっせと溜めたり
 民間の保険会社がたくさんあってサービスを行なっているので、そちらに加入
・国がほとんどを負担し、無料で受けられる代わりに、税率は20%くらい
どちらかなんだろうな、と思います。日本の場合は今、ちょうど中間辺りなのでしょうが
それで破綻しかかっているわけですから、どちらかに寄せるしかない。
でも、今の状況では、おそらく未納は増える一方でしょうし、
増税にも国民はいい顔しません。
だって、それだけの保障を国がしてくれる、という信用がないのですから。
そんなわけで、保険で積立をしてしまっている私です。

給食費未納問題

『Sankei Webより引用

 家計にゆとりがあるのに給食費を払わない保護者が増えている。
 あまりの悪質ぶりに、法的措置を取る自治体が相次ぐ。未納分を学校側が立て替えたり、
 給食の質や量を下げて対応している事実は、教育界では“公然の秘密”。
 生活保護に上積みされた給食費を別の出費に流用する保護者もいるほどで、
 きちんと払っている保護者や教職員たちから非難の声が上がっている。(池田証志)
 「高級外車を乗り回し、携帯電話に何万円も払っているのに、給食費は払わない保護者がいる」。
 文部科学省にはこんな報告が相次いで寄せられている。外車に乗るような世帯だけではない。
 国や自治体は所得により生活保護に給食費分を上乗せして支給しているが、
 それでも給食費を滞納する保護者も多いという。
 小学校(低学年)で月3900円、中学校で月4500円の給食費(文科省発表の全国平均)。
 (中略)
 広島県や東京都でも悪質な未納事案が横行。学校側の再三の説得にも支払いに応じず、
 教員がポケットマネーで負担した例は日常茶飯事。教師や校長、PTAの役員が
 給食費を立て替えたものの、子供たちが卒業した後に踏み倒されてしまった例が絶えない。
 各自治体は、徴収員の配置やプリペイド方式の採用など“あの手この手”で踏み倒し防止に
 躍起だが、滞納する保護者の多くが「義務教育だから払いたくない」の一点張り。
 なかには「給食を出せと頼んだ覚えはない!」「給食を止められるものなら止めてみろ!」
 などとすごむ保護者もいるという。
 東京都内のある中学では、1人当たりの給食の予算は1日280円だったが、
 260円分に抑えざるを得なくなった。
 給食費の未納は、給食の質や量を低下させるという事態を招いている。
 学校給食法は、子供たちに給食を提供するよう自治体に「努めなければならない」と
 努力義務を規定。そのための設備や調理員の人件費は自治体が負担するが、
 食材費は保護者が負担するよう定めている。
 文科省学校健康教育課では「結局は保護者のモラルの問題。
 学校を通じて給食は自己負担であることへの理解を求めるしかない」と話している。 (2006.10.01)』

中学教師をされている友人から、こういう問題がある、という話は聞いていましたが…。
いやいや、呆れてしまう実態です。
経済的にきついから払わないのではなく、「義務教育だから払いたくない」だの
「止められるものなら止めてみろ!」って…。ビックリですよね。
逆ギレもいいところ、というか。
1人目の時、払わなくても給食を止められない、と分かると、2人目以降で
確信犯で払わない親もいると…。
もう、こうなってしまうと、戦後の栄養状態が心配される時代とは変わっているので、
学校給食の役割が終わったのかな?とまで思えてきます。
私の個人的な考えとしては、1日1食、バランスの取れた食事を食べるということ、
子ども達が同じものを食べるということの意味はあると思うので、
給食は続行して欲しい派なのですがね。
いっそ、親が払っていない子の給食を止めてしまったらどうなるだろう?
いじめの対象になるのではないか?とか、いろんな影響が考えられるので
そこは踏み切れないところみたいなのですが、親がここまで堂々と踏み倒すのなら
制裁で、止めてしまうのもアリかも、と思います。子どもは可哀相ですが。

安倍首相、自らの給与30%カット・閣僚は10%

安倍首相、自らの給与30%カット・閣僚は10% (読売新聞) - goo ニュース

「安倍首相は26日夜、首相官邸で就任後初の記者会見を行い、歳出削減策について、「『隗より始めよ』という考えの下、私の給与を30%カットする。閣僚の給与も10%カットする」と表明した。」(本文より抜粋)

人気取りの意図もあるのかもしれないですが、これは評価できると思いました。
以前、私は消費税10%への反対意見をブログに書きましたが、
今の「無駄遣い」をしっかり見直した上で、増税を考えて欲しいのです。
民間企業はもちろん、公務員ですら給与カットされているこのご時世、政治家だけが給与がそのままで
増税を検討するなんて…と思っていたのですが、自らの懐の痛むことなど、しようと提案するわけないか、
と諦めていました。それを安部首相は最初にやってのけた。
こうなったら、国家予算の使い道もしっかり見直して頂きたいですね。国民に分かりやすい形で。

恐ろしい話…

厚生年金、267万人未加入(共同通信)
 労使が折半して保険料を支払う厚生年金で、事業所が届け出をしないために同年金に未加入となっている人が、約267万人に上ると推計されることが15日、総務省の行政監視・評価に基づく調査で分かった。届け出をしておらず、厚生年金が未適用の事業所は63万~70万で、本来加入しなければならない事業所数の3割に当たる。総務省は同日、厚労省に業務の改善を勧告した。
[共同通信社:2006年09月15日 10時25分]

ただでさえ、今私達が払っている年金額を、自分達の老後に受け取れる、などということはないのに…。
払っているのに未加入になっている人が267万人もいるなんて!恐ろしい…。
私も不安になりました。
元職場は、さすがに区が関わっている事業団なので、よもや「未加入」はない、と信じたいですけどね。

他のニュースには、国保と介護保険料の値上がりで、高齢者が悲鳴、というのもありました。
先日も書きましたが、取るのは手っ取り早い手段かもしれません。
でも、どうして足りないのか、何がどう使われているのか。
それも分からないまま、どんどん増額だけされていったら、本当に困ります。
いざという時国が丸抱えしてくれるわけじゃないのですから。

自分の身は自分で守る。

私は現在、期間限定企画でもうひとつ「妊娠生活ブログ」を持っています。
そちらで記事にしていることなので、私の意見の細かいところはここでは述べませんが、
最近できた「マタニティマーク」の認知度を上げるため、ここでも軽く触れさせて頂きます。

覚えてね マタニティマーク

8/1から、首都圏の鉄道16社が「マタニティマーク」の配布を始めています。
数は限られていますが、無料で配布されており、このストラップをつけることで
「妊婦である」と周囲に分かるようになります。
駅構内にも、そのことを周知するポスターが貼られていて、私は何度か目にしました。

しかし…実際マタニティマークをつけて電車に乗っても、効果は薄そうです。
8/1以降、少なくとも電車に4回は乗っていますが、私が立っていたとしても、
マークに目を留めていそうな人がいません。
まだまだ認知されるには、時間がかかりそうですね。

もっとも、私は妊娠生活ブログでも書きましたし、今日のタイトルにもしましたが
「自分の身は自分で守る」のが信条。
世の中には、不妊治療で体がつらい人もいます。流産して、悲しい思いをしている人もいます。
子どもが欲しいのに…という方の気持ちを考えると、「マタニティマーク」はどうなのかな…
と思う部分が、ないわけではありません。妊婦だから守られるのが当然、ではなく、
妊婦であろうがなかろうが、誰もが「自衛する」必要があると思うからです。
だから、私は自分で席を確保できるように、空いた電車に乗るようにしているので
結果的に、「席を譲られていない」のかもしれませんが、それはそれで正しい、と思っています。
ではなぜ、マタニティマークを使っているのかと言えば、やはり浸透はしてほしいから。
私は仕事をしていないので、自分で混雑を避けることが可能ですが、
働いている妊婦さんは、必要に迫られて、どうしても混んだ電車に乗ることもあるでしょう。
そういう時、「席を譲ろうかと思ったけど、妊婦さんかどうか確信が持てず
言い出しそびれてしまった…」という声。これを解消できる効果は、マタニティマークにあるかな、
と思っているからです。
マタニティマークを少しでも多くの人に知って欲しくて、こちらでも取り上げました。
妊娠生活ブログの記事とは、トラックバックでつながっていますので、
より詳しく知りたい方は、ぜひそちらも読んでみて下さい。

特養入居者に性的暴言

つい最近のニュースです。知っている方も多いのではないでしょうか。

特養入居者に性的暴言 東京・東大和

 東京都東大和市の特別養護老人ホーム「さくら苑(えん)」(入居定員80人)で、
男性職員が認知症の女性入居者に性的な虐待発言をしていたことが、
女性の家族による録音テープで明らかになった。施設側は家族に謝罪するとともに職員らを処分。
東京都は、虐待が繰り返されていた可能性もあるとして近く立ち入り調査する。
介護施設での高齢者への虐待は表面化しづらいため実態がわかっておらず、
具体的な証拠で裏付けられるのは珍しい。
2006年 8月 6日 (日) 03:03 朝日新聞より抜粋
 記事全文はこちらから』

このニュースを聞いた時、まず最初に思ったのは「身近でもあり得ないとは言えない」ということ。
今回報じられていたような、問題のある性的暴言までいかずとも、
(この職員達は、自分達が問題発言をしている自覚もあったわけですし)
職員が悪い意味での慣れから、冗談で済むか問題になるか、
ギリギリの発言をしている可能性は、どこの施設にもあるのではないか?と思いました。
もちろん、それは良くないことなので、ことある毎に気を引き締める必要があり、
容認するのは間違っています。しかし、このニュースのように管理職のいない夜勤中だと
つい、出てしまっている可能性はあるだろう、と懸念されます。

認知症の利用者さんに対しては、平易な言葉遣いをした方が、意志の疎通が図れることもあります。
しかし、それは「子ども扱いしてよい」「年長者と思わなくてよい」ということではありません。
あくまでも、その人にとって「分かりやすく」話をする、というだけのことで、
人としての尊厳を傷つけるような行動は取ってはいけないと思います。
おそらく、この職員達は、この利用者さんが反応を示すから、という理由だけで
こういう声かけをしてしまっていたのでしょう。それはプロの介護者としては、認識が甘いです。

ただ、私自身、働いていた頃に何度も思ったことですが、言葉遣いについては
「気をつけましょう」と言っても、実際に職員全員の意識をある程度統一すること自体、
難しいな、と感じることがありました。
以前、HPでも「美しい言葉遣い」について意見を述べたことがありますが、
「敬語」にこだわるのではなく、耳ざわりの良い言葉で話せば良い、と思うのです。
しかし、これだけ個人の価値観や意識が違ってしまう問題だと、サービスの統一を図るには
「敬語で、お客様として接しましょう」と言った方が、分かりやすいかな、とも最近思います。

このニュースで、もうひとつ気になった点はここです。
(ご家族が)オムツに排泄(はいせつ)物がたまっていたり、
手にアザが残っていたりすることが重なり、介護内容に不審を抱いた。

オムツに排泄物、に関しては、どれくらいの頻度で発見したのかが分からないので、
施設で働いていた者である私は、「もしかしたらタイミングが悪かったのかなあ…」と思います。
しかし、「手にアザが」の部分は、明らかに問題です。
確かに高齢者は内出血しやすいので、気をつけていても、できてしまうことはあるでしょう。
それでも、ご家族が不信感を持つほどの回数だったとすれば、これは施設の職員間で
安全に介護するということが、浸透していない、と思われてしまっても仕方ないです。
また、改善していなかったのだとすれば、プロとしてなってない、とみなされます。
「アザになってしまう」のは当たり前ではなく、どうやって防ぐかは考えなくてはなりません。
その努力をしていれば、すぐには伝わらなくても、ここまでご家族の不信感が募ることは
なかったのではないか?と思います。

しかし、最初にも書きましたが、このことは「ここまでひどいものはあり得ないけれど、
もしかしたら、温床はあるのかもしれない」と思うだけに
介護に関わる仕事をしたことがある私としては、身につまされ、ゾッとする事件でした。
それにしても、職員の処分が「職員本人が出勤停止7日間、後輩職員を同5日間」
というのは甘すぎると思います。もう介護の仕事はして欲しくないですね。
言葉遣いの問題は、決して軽いものではないと思うからです。
この機会に、介護の仕事に携わっている人には、ぜひわが身を振り返って欲しいです。
今は仕事をしていない私も、過去を顧みて、反省すべき点があるかもしれない、と思っています。
介護はプライバシーに関わる仕事。気を抜いてはいけない。
ご本人やご家族が傷つくようなことを、「そんなつもりではなく」言ってしまっていることがないか?
常に自分に問いかける必要がありそうです。

8月再開です。

皆様、大変ご無沙汰してしまい、申し訳ありませんでした。
ずっとブログもHP更新も止まっていたので、「大丈夫ですか?」というお問い合わせも
いくつか頂いてしまいました。つたないブログですのに、見に来て下さって有難うございます!
3月から5月末までの休止は、単なるサボリ癖でした。ごめんなさい。
6月からはしばらく、PCの前に座っていられない体調だったので、休止していました。
でもお知らせを出していなかったので、ご心配おかけしてしまいました。お詫び申し上げます。
きちんと告知は出すべきでした。反省しています。

さて、本格的再開は8月からさせて頂こうと思います。
HPの方も少々改装する予定です。
今日はちょっとだけ真面目な話を。

私がブログを書いていなかった間に、医療制度改革法が成立しました。
この改革で、療養病床が削減されることも決まりました。
しかし、病院に入院していたいわけではないのに、削減で追い出されることになると、
一体その高齢者はどこに行けばいいのでしょう?
「老人保健施設やケアハウスへ転換する計画」と書かれていましたが、
ちゃんと増やせるなら問題ないとして、その受け皿って準備できるのかしら?
というのが不安要素ですね。

案の定、今日のニュースにこんなのが載っていました。

『療養病床削減に6割反対(共同通信)
 医療費削減のため政府が打ち出した療養病床の再編・削減について
全国の市区町村長の6割近くが「反対」の考えを示し、その多くが、
患者の退院後の受け皿に不安を抱いていることが、
5~6月に共同通信社と加盟新聞社が協力して実施したアンケートで分かった。
「賛成」は2割にとどまった。市区町村長1843人のうち1837人が回答した。
[共同通信:2006年07月26日07時30分]』

国の計画では、2011(平成23)年度末までに38万床を15万床に減らす、
ということらしいですが、それならば、在宅で生活できる体制作りや
老人保健施設やケアハウスの増設は必須だと思うのです。
23万人もの高齢者が、対策もなしに出されてしまったら
大変なことになってしまいますよ。
あと5年でどこまで出来るのか…。
世界最長寿国となった日本の、高齢者福祉のお粗末さは相変わらずですね。

8月からは介護ブログの連載も再開します。
おそらく、ブログ更新ペースは週2回程度になると思いますが
これから、細々とでも、継続していくことを目標に頑張ります。
どうぞ宜しくお願いします。

出産無料化を検討=政府の対策会議で提起へ-猪口担当相(時事通信)

リンク: @nifty:NEWS@nifty:出産無料化を検討=政府の対策会議で提起へ-猪口担当相(時事通信)

やっと、こういう案が出てきましたね。
出産にかかる費用というのは、本当にかなり負担になるので
(特に双子を出産した友人の話だと、管理入院もあるから大変だそうです)
「少子化対策」というのなら、ぜひこれは検討して欲しいところです。

しかし。
ちょっとおかしいぞ?と思ったことが2つ。
1つ目。「財源が確保できたら」って報道されていましたが…
確保して下さいって。
まあ、確かに何かを始めるにあたっては、お金をどこから持ってくるのか。
それは慎重に考えなくてはいけないところではあると思いますがね。
沸いてくるわけじゃないですから、財源は。
ただ、本気で少子化に歯止めをかけたいのなら、出産無料化は必要かな、と思います。
2つ目。「若い夫婦の出産に対する経済的な負担を軽減すれば」
ということでしたが、どちらかというと、若い夫婦は経済的に困っているから
子どもを産めないというより、まだ若いから子どもはいらない、
っていう人の方が多い気がするのです。
それがいいか悪いかは、人の価値観で、誰かが決められることではありません。

産む時の負担もそうですが、育てていくという負担も大変。
子どもにやりたいことをさせてあげたい、と思えば、やっぱり子どもの数も
たくさん欲しいと言っても限界がありますし…。
兄弟がたくさんいた方が楽しいと思いますけどね。
でもそのためには、共稼ぎしなきゃいけないとか。
問題点が多岐に渡っているので、このことだけで少子化に歯止めがかかるとは思えない。

ただ、こういう案が出るようになっただけでも、少しはましかな、と思う次第です。
時代は刻一刻と変化しているのに、何十年も「出産育児一時金」の額が
変わらないままだったことを思えば。

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