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終戦の日

皆さまご無沙汰しております。
目を休める対応続行中のため、なかなかブログ更新できず
申し訳ありません。
とりあえず体調は良いほうだと思いますので、ご心配なく☆

今日は終戦記念日です。
つい最近、こうの史代さんの「夕凪の街、桜の国」を読みました。
先日mixiニュースで、「この世界の片隅で」が
取り上げられていましたが、この方の描く広島、
心に深く刺さりました…
私のように、戦争を知らない世代は、戦争がいけないこと、
悲劇を起こすこと、 ということは理解していても、
感情レベルでの理解というのがかなり難しいと思うのです。
私は親族の中に戦争で死んだ人もいなかったので
(唯一、母方祖父が戦争に行きましたが、生還しており
あまり悲惨な話も聞かされなかったのです)
生々しい悲しみを、実体験として知る機会はありませんでした。
しかし、こうのさんの作品は、淡々としていながらも、
いつのまにかじんわりと自分の中にしみ込んでいて、
いいようのない感覚を引き起こします。
特に「夕凪の街」において、最後の方の皆実視点の
場面の数々は、初読時はあまりの展開の速さに呆然。
そして物語が終わってからぐわーっと
つらさが押し寄せてきます。
そこでまた読みたくなるので、再読するのですが、
今度はその皆実の場面で号泣です…。
ここの皆実に感情移入できるよう、丁寧に丁寧に
物語が紡がれていて、だからこそ原爆というものの悲惨さ、
恐ろしさをいやというほど感じます。

私はたまたま、中学校が戦争教育にものすごく力を
入れていたので、広島や長崎、東京大空襲のことを
いろいろ知ることができましたが、知らないまま
大人になってしまう人も多いと聞きます。
でも、本当に私の中にしっかり入ってきたのは、
もしかしたらこうのさんの作品に触れてからかもしれない、
と思います。
「当事者」ではない私ですが、広島を、長崎を、
あの戦争を忘れてはいけないし、風化させたくはないと
感じました。
そして、子どもにも戦争はなぜいけないのか、
どんな悲劇が起きるのか、
きちんと伝えていけたらいいと思います。
被爆国としての日本のことも、加害者だった日本のことも。

こうのさんの作品を読まれたことのない方は
ぜひオススメします。「はだしのゲン」のようなショッキングなシーンは
ほとんどないです。つらい話ではありますけど…

あの戦争で亡くなられたたくさんの方の、
当たり前にあるはずだった幸せに、
今日は思いを馳せて黙祷しました。

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