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大雪

リンク: @nifty:NEWS@nifty:累計降雪量の全国平均が過去最高、国交省に対策本部(読売新聞)

関東に住んでいると、とにかく毎日の寒さがこたえる、ということぐらいで済んでいますが、
雪の被害を受けている地域は深刻です。
特に新潟中越地震の被災地は豪雪に襲われ、災害からの完全復旧もできないまま
さらに危機にさらされてしまう、という不安な状況。
住民の方々の心境はいかばかりか、と思います。

私は今年の年賀状で、万葉集の大伴家持の歌を引用しました。
「あらたまの年のはじめの初春の 今日降る雪のいや重け吉事」
この歌は新春の歌の中ではかなり好きな方なので、使うことにしたのですが
やっぱり、今年は使うべきではなかったかも…とニュースを見る度思います。
もちろん、大雪の被害に遭っている可能性のある友人はいないので、
使ってしまったというのもあるのですが。
自分の周りさえ良ければいい、という考えのようで良くないですね。反省。

しかし、この大雪は本当にひとつもいいことがありません。
スキー場は「雪が多すぎて」営業できない。
空も陸も交通機関は乱れています。
積雪の多い地域では毎日大変な思いで生活されています。
雪が降っていない関東でも、寒さで野菜が高騰。
しかし、ここで言霊の力を借りてそのことを転じたいと思います。
この歌は、「(あらたまの)年のはじめの、初春を迎えた今日降っている雪のように、
良いことがどんどん重なりますように。」という意味です。
どうか、「降る雪」が幸せを重ねてくれますように。
寒波が少しでも和らいで、穏やかな日が訪れますように。
2月まで寒波がどんどん大きくなるという予報もありますが、外れて下さい。
今日は私が幼い頃からお世話になっている神社(毎年厄払いもしてきました)で
このことを祈願してこようと思います。

佐藤史生「夢みる惑星」

元旦は比較的自宅でのんびり過ごしていたので、この機会に読み返そう、と思った本がありました。
佐藤史生「夢みる惑星」です。
マンガじゃん!と思うなかれ、です。この本、ものすごく奥が深いのです。

ストーリーはこの地球の遙か古代という設定。神話で星の海を渡り、この地にたどり着いた、
と伝えられる人類が生きていました。
主人公はある国の王子なのですが、禁断の愛によって生まれた子で
その存在は、母親が死んだことにより、国王の知るところとなります。
彼―イリス王子は神殿に引き取られ、成長して200年ぶりの大神官となります。
そして彼は、この繁栄した美しい都・アスカンタにしのび寄る、過酷な運命に
立ち向かっていくこととなる…。というストーリーです。
こう書いてしまうとどこにでもある話のようですが、まずイリスが大神官になるまでが
一筋縄ではないし、なってからアスカンタの運命を知って取る行動や、
神殿の復活を目的に、ある意味手段を選ばないようなことまでしたのに、
物語が進んで、イリス自身がこの国の真実の歴史を紐解いたことで
出した結論にまた驚きます。何度読んでも、よく練られた壮大な歴史絵巻だなあと思います。
主人公のイリスだけでなく、父親であるモデスコ王や兄弟であるタジオン王、
大衆に魅惑の舞を見せる踊り子シリン、ベニ・アスラの若き長カラ、
脇を固めるキャラクターも実に生き生きとして魅力的です。
また、翼竜や芸術的な暗殺者・モロー族など、物語のエッセンスになるエピソードも秀逸で
引き込んで読ませる力がハンパではないのです。
科学者と神職の位置づけも面白く、なるほど!と膝を打ちます。
しかし、この作品のすごさは何と言っても、登場人物の「台詞」から、非常に哲学的なものが
浮かび上がってくる、ということでしょう。
一度さらりと読んだだけでは、「面白いストーリーだった」という感想かもしれませんが、
何度も読み返すと「ああ!」と数々の発見があります。
もちろん初読の時から、ガツンと来る台詞はありますけどね。
ぜひご一読を!

佐藤史生さんの著作には、他に「ワン・ゼロ」という秀作がありますが、
これを80年代に描いていた佐藤さん。2000年を過ぎた今、その想像力に脱帽。
こちらもオススメです。最近の佐藤さんの話はちょっと難解なものが増えてきましたが、
この2作品は面白くて深いので、たくさんの人にぜひ読んでもらいたい作品です。

新年の御祝詞を申し上げます

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

私は今日、実に10年ぶりに元旦を自宅で過ごしているような気がします。
仕事していた頃は、盆・暮れ・正月のない職場でしたので…。

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今日、ふと思いついて作ったのが写真のお寿司。
義母から広島菜を頂いたのですが、早目に食べてと言われたので
じゃあお寿司にしてみようかな?と思ったわけです。
かまぼこも2人じゃ余っちゃいますしね。卵は炒るだけだから楽チンです。
丁度、京都でデリカフェを経営している友人からもらったすし酢もあるので
とっても簡単に作れました。
これの元ネタは、父が作っていたひのな寿司。ひのなと卵で作っていました。
お漬物が余ってしまったらオススメです。

そういえば、この間冬至の時に書き忘れてしまったことをひとつ。
一陽来復という言葉、いい言葉だなあと思います。

いちようらいふく いちやう― 0 【一陽来復】
〔「周易本義」。陰が極まって陽が生ずること〕
(1)冬が去り春がくること。新年がくること。
(2)悪いことが長く続いたあとで、ようやくよい方へ向かうこと。
(3)〔一年を易の十二卦(け)に配当すると、陰暦一〇月に陰が極まり、
一一月の冬至に一陽がかえることから〕陰暦一一月または冬至のこと。
goo辞書より引用>

私はようやく今年の2月で大厄の後厄が明けますが、
本当に大厄ってバカにできないな、と思うくらい健康面で苦しみました。
悪いことが起こるというよりも、身体的に曲がり角な年齢なのですね。
同年代の友人も体調を崩してしまった人が多かったので、
この「一陽来復」を、新しい年の初めに祈りたいと思います。
今年、皆様にとってよい年となりますように。

さて、私は香初めでも愉しむとしますか。

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