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香の世界

香り、って結構記憶に残ると思います。
私は匂いに敏感な方で、雨の気配や季節の変わり目は大抵匂いでそれを感じることが多いです。
人間の五感は面白いものです。
そんなこともあり、私はほんの少しですが、いわゆる日本の「香」を嗜んでいます。
しかし、「香人」と言えるほどでは勿論なく、香道を学ばれている方から見れば
ものすごくいい加減極まりないと思いますので、本当に「趣味」として少々…という感じです。
お作法からして全くもってなっていないですし。
それに、そもそも「香道」というのは「道」という字がつくことからも分かるように、
単にお香を聞いて楽しむ世界ではなく、果ては人生論にも通ずるような精神修養です。
と、言っても決して香道の世界、堅苦しいものではないのですが。一度体験してみたいものです。
なので、私がやっているのはジャパニーズ・アロマテラピーという雰囲気。

さて、意外に混同されやすいところなのですが、いわゆる「練香」と呼ばれるものを
香炉で焚いて香りを楽しむこと、これは「空薫物(そらだきもの)」です。
練香は自分で香りを調合したものですので、自作のアロマオイルを焚いて部屋を香りで満たし、
楽しんでいる(時に着物にそれを焚きしめる)といった趣。
この練香のレシピは様々なものがあり、やはりいい香りがするものは代々伝えられてきた
特別な配合があるようです。
香道では、お香木を香炉で焚いて、香りを聞いて楽しむ「聞香」をします。練香は使用しません。
「組香(くみこう)」香道の一。ある主題のもとに数種の香木を焚き、
その主題を念頭におきながら香を識別する遊び。
和歌を主とする文学や故実を題材とするものが多い。千種以上が伝わる。(goo辞書
香木は沈香と白檀が有名です。伽羅は古来、魔除けの香りとしても有名ですね。
そして、香木は漢方の材料にも使われることがあります。
名木と言われる香木はいくつかありますが、これらの香りを楽しむことができる機会は
本当に限られています。正倉院にある「蘭奢待」は特に有名ですよね。
香木は日本では産出されないので、東南アジアの国から輸入していますが、
そもそも出来るまでに数百年もかかるものなので、大変貴重です。

ところで、日本には「馬尾蚊足(ばびぶんそく)」という言葉があります。
これは香道で、馬のしっぽの毛や蚊の足のように細い香木を用いて香を楽しむことです。
こうした精神、お香の世界でなくても大事だな、と改めて思いました。
何でも使い捨ての時代ですが、良いものは次世代に引き継いでいけるよう、
大切にしていけたらいいな、と感じました。
最近では人工香木も開発されつつあるようですが、やはり本物の香木の香りは
人工で作って出せるものではないと思います。まさに大自然が生み出した神秘です。

今、日本でアロマテラピーが流行っていることを見ても、香りというものに対する
関心の高まりが感じられます。
もともと、日本にはお香を焚く文化があったわけですから、馴染みはあるものなのでしょう。
自分の好きな形で楽しんでいけたら素敵ですよね。

土星

ご存知の方も多いかもしれませんが、7月17日、土星が蟹座から獅子座に移動しました。
これは、占星学上はかなり大きな惑星の動きです。
私は蟹座生まれなので、約2年今まで土星の影響をずっと受けていたことになります。
これを読まれている、牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座のアナタ。
この2年間、結構しんどいことがいっぱいあったな、と思いませんでしたか?
土星は試練の星。この星の影響を受けている期間、決して事は簡単に進みません。
現実というものを思い知らされることにもなるでしょう。
まあ、それをものともせず、努力・邁進すれば怖い星ではないと私は思っていますけどね。

土星といえば、誰にでも29歳で「サターンリターン」が訪れます。土星の公転周期が29.5年だからです。
生まれた時と同じ星座に土星が戻ってくることで、いわば占星学上の還暦のようなもの。
そして、「厄年」とも言えます。やはり試練がたくさん訪れる時なので。
しかし、ここで自分の人生をしっかり地に足をつけて見つめなおすことが出来れば、
きっと成長につながるし、次なる幸福に足を運んでいける、と思います。
実際、私自身もこのサターンリターンの時、大いなる転機に見舞われました。
私の場合、誕生時の土星は第7室双子座なので、結婚に関して大変な試練に遭いました。
悲しい思いもたくさんしましたが、今となってはそれがあったから、現在につながっている、と
前向きに考えられるようになりました。しかし、こうやって考えるとやはり占星学も当たる。

さて、私の場合、29歳サターンリターンから7月の土星獅子座入りまでの間、
4年余り、ずーっと土星の影響を受け続けていたことになります。
もう、ここまで長いと土星も怖い星じゃないよな~と思います。
確かに簡単にはいかない期間ではありますが、だからって不幸なことばかり、ってこともなく
穏やかな時もありますから、土星in獅子座の影響を受ける皆さんも、恐れずにいきましょう。
要は、努力が大事ってことです。土星はそのための良い先生だと思います。
厳しい先生だけどね~。

ホワイトバンド

9/11衆議院選挙の公示を経て、毎日賑やかですね。
名前だけを連呼するのはいい加減やめてほしいですが…。
今回は郵政民営化のみならず、子育て支援や年金の方でも注目しています。
しかし、いろいろなニュースを見ていて思うのは、日本は経済的には豊かでも福祉は貧困だな、ということ。
子どもを出産するのに数十万かかる国って…。しかも、妊娠・出産は保険の適用外だし。
そりゃ、少子化にもなるわな、と思います。それだけが原因じゃないのは勿論ですが。

さて、そんな日本の現状に対する憂いもある中、この国で生活している人は
貧困で病気になり、死に至るということはかなり珍しいことになりました。
しかし、全世界に目を向けてみると、なんと現在でも
『3秒に1人の子どもの命が、極度の貧困によって失われている。』
この現実をどう思いますか?
私は、自らNPO活動で海外に行くことが出来ていないので、何を言ったとしても
自分は安全なところから大声だけ出しているように思われてしまうかもしれない…
という思いはあるのですが、それでも黙って見過ごすことも出来ないな、と感じました。
おそらく、ここのところTV等で芸能人が白いバンドを腕につけているのを見た方も
多いのではないかと思いますが、9/10に向けて「ホワイトバンドプロジェクト」というのが
動き出しています。私もようやく、昨日ホワイトバンドを買うことが出来ました。
この機会に、何か自分なりに出来ることを考えていけたらいいな、と思っています。

ほっとけない 世界のまずしさキャンペーン
ホワイトバンドプロジェクト 公式ブログ

※この記事が100番目となりました。7月末~8月はほとんど更新できなかったのですが
いつも見に来て下さる皆様に深く御礼申し上げます。ありがとうございます。

関西旅行記③

関西旅行記第三弾です。今日は最終日の奈良・飛鳥旅行。

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大阪のホテルからまず向かったのは不退寺。ここは在原業平縁の寺です。
私は業平のことが好きなので、何度も足を運んでおり、5月28日の業平忌にも
参加したことがあります。京都の十輪寺と共に、業平好きなら一度は訪れる場所。
この本堂の上にある格子模様は「業平格子」と呼ばれており、三筋縞を一組みとして
菱形の斜め格子を作り、その格子の中にさらに四つ菱を入れたもので、
業平が好んでいたと言われているそうです。

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不退寺にはなぜか、こういうトラ縞の猫が必ずいます。私が初めて行った約十年前から
代替わりしながらも、隠れた不退寺名物といってもいいのでは?と思っています。
最初、業平のことを描いた漫画家さんの話で知ったのですが、私は前に来た時に
猫に寺の名所を案内してもらい、当時書いた小説でもそれをネタにしました。
以前来た時よりも寺の中が整備されて、蓮や睡蓮を育てていて、
綺麗に管理されているな~という印象でした。住職さん・副住職さんの努力の賜物ですね。

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興福寺。中金堂改修中で、終わるのは2010年の予定だとか。
どうやら、平城京1300年記念となる年に向けての計画のようです。
ここの五重塔も有名です。しかし、私の気持ちは国宝館の阿修羅像まっしぐら~。
国宝館の中は、以前訪れた時と大分配置が変わっていました。各地で行なわれている
興福寺展に出展されている像もあるようでしたが、何が抜けてるのか分かりませんでした。
今回の目的のひとつだった、阿修羅像を久しぶりに見られて本当に嬉しかったです。

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お約束の鹿(笑)
今の時期はまだ角を切っていないようで、立派な角を持った鹿がたくさんいました。
その分、集団で寄って来られると怖いですが…。
しかし、まったりしているのに、鹿せんべいを買っている人を見つけるや否や
目ざとく見つけて「ちょーだい」しに来るところがすごい。
道路標識に「鹿注意」があるのも奈良公園らしい。

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飛鳥に移動しました。橿原神宮前駅から甘樫丘まで歩いていったら、
1時間近くかかりました。こんなに遠かったっけ??
晴れていたので、甘樫丘から見える景色は最高に素晴らしかったです。
頑張って登って良かったです。
展望台で、年輩の集団がピクニックシートを広げていました。ここまで登るとはお元気!
大和三山がよく見えました。これは後日、別にブログで取り上げます。

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石舞台。夫がどうしても見たい!って言ったので行きました。(夫、以前見たことあります)
ここは夜は来たくないな…。ナニカがいそうでちょっと怖い。
でも、昼に来る分には石で組まれているこの形が不思議で、興味をそそられます。
石室の中はとても涼しかったです。
名前の由来は月夜の晩、この石の上で狐が踊ったからだと言われています。
蘇我馬子の墓と言われていますが、実際のところ何なのかは未だに謎です。

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石舞台の近くにある、売店兼休憩所にいた猫ちゃん。
首輪をつけていたので、売店の人の飼い猫だとは思うのですが、
すご~く警戒心のない子で、私らがいてもこれだけ爆睡しまくり。
さわらせてもらったけど、胴体の毛はつるつるしていたので
きっと栄養はいいものもらってると見た。
しかし、外猫なだけにニクキュウは固かった。

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亀形石造物です。これは2000年2月に発見されたばかり。
この形からして怪しげですが、日本最古の流水・石造施設遺構だそうです。
おそらく祭祀に使われたものなのではないか?とのことでした。
ここには地域のガイドさんがいらして、説明をして下さいましたが、時代背景の部分は
私のような飛鳥・大和時代ヲタクからすると自分の知っている説と違うな、と思う部分も。
悪気はありません、ごめんなさい。ただのヲタクの戯言です。

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楽しい旅行はあっという間。歩け歩けな3日目だったので、疲れて奈良から京都まで爆睡。
京都駅直結の伊勢丹の地下で、「下鴨茶寮」のお弁当を購入して新幹線に乗りました。
このお店、実際にお店で食べる時はすごく作法で緊張する、とのことで
未体験なのですが、お食事は本当に美味しいので、いつも帰りの新幹線では
お弁当を楽しむことにしています。梅が特に美味しいのです!
京都を最後の最後まで楽しみつくした旅でした。

ああ、でも関西また行きたい。
今回行き損ねたところもいっぱいあるし…気付けば抹茶関係の甘味食べなかったし…。
神泉苑行きたかったな~。
しかし、やはり京都の夏は暑かったです。でも天気に恵まれていい旅行でした!

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