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真・善・美

これが元祖・流鏑馬、800年ぶり再現に“巴御前”も(読売新聞)

流鏑馬の発祥の地は城南宮だったのですね。知りませんでした。
しかも、倭式弓馬会というのも初めて聞きました。
今回、初めて城南宮で流鏑馬を再現したということです。

私は流鏑馬が好きですが、実際には一度しか見たことがありません。
小笠原流は有名ですよね。歩射は今までに二回くらい見たことがあります。
流鏑馬の場合は駆け抜ける間に射る上に、馬のコンディションも関わってくるので、
当てるのは難しいだろうな、と思います。

もともと弓道はすごく好きなのです。全然、自分はやったことはないですが、
ずっとやってみたいなあ、という気持ちはありました。
弓道の最高目標、「真・善・美」っていい言葉だなあ、と思います。
もう少し若かった頃はうさんくさい、と思っていましたが、解釈するとなるほど、
日本の古き良き観念という感じがしてきます。
つまりこの言葉が教えているのは、弓道というのは的中させることよりも
その場に臨むまでの努力や鍛錬が反映するということなのかな、と思うのです。

いや、的があってそれを狙うのですから、当然皆「真ん中に当たる」ことを望むでしょう。
でも、根本的にはその矢が「当たったか当たらないか」という結果論ではなく、
矢を当てるためにどんな努力をしたか、自分なりにその道を追求し、ベストをつくしたか。
そこに集約されているような気がします。
だからこそ、きちんと自分と向き合ってその場に臨んだ人は、たとえ矢が外れたとしても
「美しい」と感じられるのであり、そういう気迫を感じるのだ、と。

何だか観念的な話をしてしまいました(笑)
これを書いていて「ああ、自分は最近、何かで『美しい』と言われるほど、努力したろうか?」
とすごく反省しました。「真・善・美」とは程遠い・・・。少し気合を入れなくちゃなあ。

ホームヘルパーのサービス

先日ニュースステーションを見ていたら、ホームヘルパーのことを特集していました。
以下の点が取り上げられていました。
・不正受給みたいに、必要ないのに使う人がいる
・利用者本人以外の援助はできないことになっているが、断れない現状もある
・身体介護と生活援助の報酬金額が違う
・ヘルパーの賃金待遇が低い
この中から、身体介護と生活援助の話について取り上げたいと思います。

ホームヘルパーには、利用者さん自身の身体に触れて介助する、「身体介護」と
生活全般(掃除・洗濯・御飯作りなど)のサービスを行なう「生活援助」があるのですが。
身体介護よりも生活援助の方が、報酬は安いのです。これは国が決めた基準で
支払われているので、国がそう判断しているのですが、難しいところです。
ニュースステーションの報道では「生活援助の方が、その家によって違うから
マニュアルがなくて大変」という意見があり、それは一理あると思います。
プロですから、どんなサービスでも利用者さんが満足できるものを提供できなければ
クレームにつながりますし、確かに家によって「掃除の綺麗の度合い」や「料理の味付け」
「洗濯物のたたみ方」まで千差万別ですから、神経を使うのは生活援助だと思います。
ただ、一概に「身体介護の方が楽で、生活援助は大変」とも言い切れないのです。

なぜなら、私の考えですが、本来ホームヘルパーというのは在宅で生活されている
利用者さんを、家族も含めてトータルで援助していく仕事ですので、かなり高いスキルと
知識が必要とされます。しかし、日本のお粗末な「ヘルパー養成」のシステムは
正直「質の低いヘルパー」をどんどん送り出していることは間違いありません。
確かに、専門的知識もしっかり持った、身体介護もきちんとできる、プロ意識の高い
ホームヘルパーさん達から見れば、「身体介護は一度覚えればできるけど、
生活援助は毎回いろんなやり方があってマニュアルがない」と感じるのは理解できます。
しかし、今の日本の在宅介護に必要なのは、身体介護や生活援助というサービスを
単に「提供」してくれるホームヘルパーではなく、介護をしている家族の気持ちや
悩みの相談に乗ってくれる人で、質の高いものを求められているということです。

まあ、国が決めていることは、現場を全く見ていない「数字」で決めるから
そういうことになるんだろう、というのは容易に想像できるので、改善もぜひして欲しいですが、
待遇が悪いとか、お手伝いさん感覚だ、という問題に関しては、やはり根本的な
「プロ」としての地位確立と、そのためのヘルパー全体のスキルアップが不可欠と思います。
そのために、「ヘルパーも介護福祉士を持っているようにする」という動きもあるようですが
ホームヘルパー資格を持っている人は多いでしょうが、介護福祉士は実務経験3年の上に
国家試験を受けないと取れないので、ヘルパーに介護福祉士必須となれば、
絶対的にヘルパーの数自体が足りなくなってしまうという問題が生じます。
この辺りも、今後どう折り合いをつけていくのか、と実際ヘルパーをやっていた方から
伺ったことがあります。
私もこれからは在宅介護に携わりたいと思っているので、いろいろ情報を得ているところです。

それにしても、「じゃあ、ヘルパーにとってのやりがいは?」というインタビューで
「私なら、利用者さんの笑顔だな」と思ったら、やはり皆さん口々に「ありがとうと言われた時」と
話していました。利用者さんが喜んでくれるから続けられる、というのにはすごく共感です。
ホームヘルパーのサービスは、「お嫁さん」のようなアマチュアでもする仕事、という意味で
専門性がなかなか認められずに来ました。
しかし、上記したように利用者さんと家族のケアをしていくことで、プロとしての地位を確立し
より良いサービスの提供をしていけるようになることが重要だと思います。
そのためには制度的な改革も伴わなくてはなりませんが…。そこが難しいところです。
厚生労働省のお役人の方々、ぜひ現場をよくご覧になって下さい。
数字では測れないものが、そこにはたくさんありますから。

阿修羅像

興福寺の阿修羅像が好きです。
あちこちのお寺の仏像を見るのが趣味である私ですが、この阿修羅像だけは別格。
心の恋人と思っています。この愁眉に満ちた表情が、魂を揺さぶるのです。
萩尾望都さんの「百億の昼と千億の夜」に登場する阿修羅は
この阿修羅像をモデルにしているだろう、と思います。
少年・少女どちらとも取れる、両性具有的な存在であり、「大いなる意志」に抵抗する
強さと激しさを秘めていますが、決して戦いを好んでいるわけではない…
というのが伺えます。

阿修羅はインド神話の「アスラ」が仏教に取り込まれたと言われています。
仏教においては修羅界の主、そして帝釈天と長きに渡り戦ったことで有名です。
荒々しい怒りの神のイメージで捉えられがちな阿修羅ですが、興福寺のこの像だけは
趣が違っているというのも興味深いところです。
阿修羅を究める」という本にはその辺りの研究も載っているようなので
今度、読んでみたいと思っています。

しかし、仏教の考え方って時々分かりません。
もともと、阿修羅が帝釈天に反抗した理由は、娘を強引に奪われたせい。
それを仏教では「過ぎたことにずっと拘り続けるのは良くない」と
解釈するという話もあるそうで…。
まあ、この話の中では、その娘は帝釈天の妻として幸せになるので
「結果的に良かったんだからいいじゃん!」っていうことなのでしょうか。
でもちょっと納得いかない感じです。

でも、何はともあれ私は興福寺の阿修羅像に会いたい~!
しかし、こんなものも見つけちゃいました。
…確かに、最初はそうだったんだろうけど…。いやだ~!イメージがあ…。

子育て支援

今日は友人の職場で開催される「産後メンタルヘルス」講座のボランティアに行って来ました。
ボランティア内容は、お母さん達が講座を受けている間、お子さん達(主に0歳児)を
お預かりして、見ていることです。
私は保育所バイト経験があるので、多少は慣れていますが、やはり子育ては素人。
熟練の民生委員さんや、子育てを終えられた主婦の方のあやし方を見て感服しました。
私がお預かりしたお子さんは、お母さんと離れたらすぐに泣き出し、途中疲れて20分くらい
寝ましたが、あとはずーっと泣いては休み、泣いては休みを繰り返していました。
抱っこしてあやしたり、外を散歩したり、バギーに乗せたり、他の子とこんにちはしたり、
飲み物(お母さんが置いていってくれた麦茶)を出したりと、いろいろやってみましたが
根本的な解決=お母さんがいない寂しさが解消しないので、どれもダメでしたねえ。
あと、眠いしのども乾いているんだけど、とにかくお母さんがいないから安心できない!
っていうのも伝わってきました。
講座が終わって、お母さんが降りてきて顔を見せた時の、あの嬉しそうな表情といったら。
母と子の絆ってこういうものなんだな、と思いました。

しかし、だからって「やっぱりお母さんが常に傍にいないといけない」っていうことでも
ないと思うのです。今日、ボランティアさんといろいろお話ししてみて思ったのですが、
今は核家族なので、子育てのことを相談できる人が少なくて、不安な思いやストレスを
感じている方もいっぱいいます。そういうお母さんの悩みを解消したり、息抜きしたり
リフレッシュしたりするために、こういった講座は有効ですし、必要だと思いました。
それに、お母さんがいなくても平然としている子もいて(笑)、それはそれでお母さん的には
「私はなんなのよー」みたいなのはあるみたいでした。大人と同じで、人見知りすごい子と
そうでもない子もあるのでしょうか。ホント、その子によって違うものですね。
そういえば、うちの姉弟は、私がまったく人見知りなし、弟は知らない人大嫌いだったそうで
私は祖母や父があやしてもよく寝たけど、弟は母じゃないとダメだったみたいです。

私が住んでいる世田谷区にも、いろいろな子育て支援のシステムがあります。
世田谷区 子ども・子育て
「ちょっと何かする」という時に預けられる人が身近にいない、という人のために
「ふれあい子育て」や「ひととき保育」などのサービスもあります。
子育てをしているお母さんが孤独にならないように、時には気分転換できるように
地域でのこういった体制が確立し、気軽に使えることが大事だな、と思いました。

杜若

DVC00063
神代植物公園で撮影してきた杜若(かきつばた)です。
よく、アヤメ・カキツバタ・ショウブの違いというのも分からなくなりますが
杜若は水中に生える、5月ごろ咲く花であるとのことです。
花言葉は「幸福は必ずあなたのもとへ来る」「気品」「雄弁」です。

杜若といえば能の演目にもありますが、
伊勢物語の第九段「東下り」に出てくる
「からころも 着つつなれにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ」
という和歌が有名ですね。能の杜若もこれをベースに作られているはずです。
かきつばたという文字を頭に入れて歌を詠みなさい、というお題、面白いです。
歌を詠むこと自体難しい私には、到底作れないと思いますが
このような言葉遊びは大好きです。

在原業平という人は知れば知るほど奥深いです。
伊勢物語をちょっとずつ原文で読んでいた時期がありましたが、最近はすっかり
おサボリの日々です。これを機に、また復活しようかと思います。

しかし、いろいろ調べていたら、本当に私が撮影してきたのが杜若なのかどうか
ちょっと不安になってきました(汗)
一応、「杜若」の項目を参考にしているのですが…。
間違っていたらすみません。

蓮(はす)と睡蓮(すいれん)

P5224020
昨日、神代植物公園の温室に咲いていた睡蓮です。紫が綺麗ですね。
人工の紫色はあまり好きではないのですが(藤色は好きですけど)、
こういう自然界の紫はとても美しく感じますし、日本で昔、紫が一番
高貴な色とされた理由も分かる気がします。

睡蓮を見ていてふと思いました。
「そういえば、蓮と睡蓮って同じもの?違うもの?」
名前が違うのだから別々の花なのではないか、と思ったのですが、確信がなかったので
自宅に戻ってきてから調べてみました。
ハスとスイレンの違い
これによると、蓮は水面に浮いている葉と水面から立っている葉の両方があるそうです。
言われてみれば、蓮の葉は池の水面より上に出ているものもあったように思います。
睡蓮には浮いている葉しかない、というのには気づきませんでした。

おお!と思ったのは、ヨーロッパでは蓮も睡蓮も「ロータス」ですが、
アメリカでは蓮を「ロータス」睡蓮を「ウォーターリリー」と呼んでいるということ。
アメリカ人は、蓮と睡蓮が違うものだという認識なのですね。

P5224021

去年、男の子の名前1位は「蓮」でしたね。
この「蓮」はやっぱりロータスなのかしら?
ハスというと、私は仏教とのつながりイメージが強いです。
仏像の装飾にありますよね。
蓮も睡蓮も、好きな花のひとつです。

バラフェスタ

今日は神代植物公園に行って来ました。
今日まで、バラフェスタが開催されているからです。
バラの花、そんなに好きか?と言われると、特別すごく好きではないのですが
どうしても「サラトガ」が見たくなりまして。
神代植物公園にならある、と聞いて、即、行くことを決めました。
もう十数年前になりますが、高校は神代植物公園の近くに通っていましたが
実は、一度も行ったことなかったのです、今まで。
デイホームのバスハイクの行き先にも選ばれていましたけど、ホーム行事では
こういうところまで行くことがなかったので、一度、個人的に行ってみたいとは
ずっと思っていたのですけどね。今回、実現しました。

さて、まずはバラ園。
もう、古バラから野ばら、つるバラに至るまで、様々なバラがたくさん植わっていて
本当にバラもいろんな種類があるのだな、と思いました。
バラの形もそれぞれ品種によって個性がありました。色も、同じ白バラでも
本当に純白に近いものから、どちらかというとクリームがかっているものまで
違いがあって、これは全部じっくり見ていたら、飽きないなあと思いました。

では、その中からいくつか。
P5223980
これは、「新雪」です。
とても白の度合いが純白に近くて、
デジカメで撮影すると白飛びしてしまいます。でも綺麗な白です。

P5223985
こちらは「プリンセス・サヤコ」です。
紀宮さまにちなんでつけられたそうです。
他にも、プリンセス・ミチコ、クイーン・エリザベス、
ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ、といった
バラの花がありました。
このバラはサーモンピンクで可愛らしい花ですね。

P5224016

「天女」
「僕の天女」というフレーズを思い出してしまい
妄想モードになりつつ、うっとり。
このピンクは非常に私好みです。


そして。ついに「サラトガ」との出逢いが!
P5224011
私が記憶していたサラトガは、
花が開ききるイメージがなかったのですが、
咲ききると真ん中の花弁が見えるくらい広がります。
(右後ろあたりの花がそうですね)
そして、「新雪」とは違って、開く前はどちらかというと
クリームがかっていて、ほのかにピンク色も見られる白バラです。
ああ、やっぱりこの花は開く過程が綺麗。

バラ園を見た後は、園内をあちこち見てきました。
ここはいつ行っても自然と触れ合えるので、いい公園だと思いました。
近くにあるのに利用してなかったのがもったいない。
まあ、入場料は500円取られてしまいますが、お近くの方はぜひ一度。

というわけで、明日は「睡蓮とハスの違い」あさっては「かきつばた」です。
花シリーズということでお届けします。

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