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磐長姫と木花咲耶姫

今日は日本神話について。
木花咲耶姫(このはなのさくやひめ)と言えば、桜の花の象徴として、
また富士山の浅間神社の守護神である女神として有名ですが、
安産や繁栄の神として祀られているのをよく見かけます。
しかし、その姉である磐長姫(いわながひめ)については、意外に知られていませんし
祀られている神社も少ないように思います。ちょっと残念。

こんなエピソードがあるんですね。
詳しくはこちら
天照大神の孫に当たる天孫・天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命が
(「あめにぎしくににぎしあまつひこほのににぎのみこと」と読みます。長い!
なので、以下「邇邇芸命(ににぎのみこと)」と記述)
木花咲耶姫を見初めます。姫の父・大山祗神(おおやまつみのかみ)は、
邇邇芸命に木花咲耶姫と共に、姉の磐長姫も嫁がせます
その意味は、姉の磐長姫が石=永遠に不変、不老不死を、木花咲耶姫が花=豊穣と繁栄を
司っているので、邇邇芸命の子孫が長命で繁栄するようにということだったのですね。
また、日本古代においては姉妹両方を同じ男性に嫁がせることは多かったようです。
さて、その邇邇芸命、磐長姫が醜かったため、何と大山祗神に返してしまいます。
このため、人の寿命は短くなったと言われています。
似たようなエピソードは東南アジアやニューギニアにもあるとか。興味深いです。

さて、この磐長姫、その後どうなったかはっきりしないのですが、貴船神社によると
『磐長姫は大いに恥じて、「我長くここにありて縁結びの神として世のため人のために
良縁を得させん」と言われてこの地にお鎮まりになりました。』だそうです。
というわけで、貴船神社の結社(ゆいのやしろ)に祀られ、縁結びの神様として
和泉式部もお参りした、というエピソードを残しています。
しかし、やはり木花咲耶姫より地味です。悲しいくらいに。
私は美女じゃなかったけれど、とても内面が綺麗な神様だったのではないか、と思うので
磐長姫にすごく親近感を持っているんですけどね。貴船神社でもバッチリお参りしましたし。

ところで、この磐長姫にゆかりの磐座が筑波山神社近くにあるとのこと。
月水石(がっすいせき)神社という名前だそうです。ああ、名前からして綺麗。
ここに実際に行かれて、磐座を見てこられた方のHPのリンクはこちら
素敵です。行きたくなってきました。
ただし、貴船神社に祭られている磐長姫とは別の神様、という説があるそうです。

ともあれ、私は木花咲耶姫も好きですが、磐長姫により強く惹かれます。
月読命に惹かれるのと同じで、ミステリアスで静かな神様に魅力を感じるようです。

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