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声楽に合わない声

大分間があいてしまいましたが、今日は自分の経験に基づく音楽の話を
したいと思います。

私は中学の時、歌唱テストの後で、音楽の先生に、「Y(=私の苗字)は
話している声の方が綺麗だ」と言われ、非常にショックを受けました。
それ以来、ずーっと「自分は歌声が綺麗じゃない」と思って、人前で歌うことに対し、
非常にコンプレックスを持っていました。
高校の時は選択授業で音楽が取れなかったほどです(笑)
それからアルトに転向し、合唱では目立たないように歌うことを覚えていきました。
ここで、周りに合わせて、調和させて歌うことの重要性を知ったように思います。
でも、ハーモニーを楽しむ「合唱」も楽しいのですが、
一人で歌う「歌」は、個性を出して良いものです。私は、そちらの方に引かれていきました。
大学生になって、Lyrico(当時は露崎春女)に出逢って、衝撃を受けて
とても彼女のようには歌えないけど、私も魂込めて歌いたい!下手でも!
と思って猛練習をしたことで、「歌うのが怖い」という呪縛から解放されたように思います。

今から振り返ってみると、音楽の先生が言ったことは「もっとリラックスして歌えば
綺麗な声が出るよ」と言いたかったのかもしれないし、
単純に「声楽向きの声じゃない」と言いたかっただけで、
音痴とか歌声が綺麗じゃないということを言いたかったのではなかったのかもしれないな、
と思います。実際、カラオケ部の友人達にもそう言われましたしね。
でも、中学生だった私は、そういう風に受け取れず、歌うことが苦痛になってしまいました。
言葉って難しいです。

それに輪をかけて、私の環境上まずかったのは、父親が大学生の時、合唱部にいて
合唱のスペシャリストみたいな人だったのです。歌うと男声の綺麗なテノールで、
「ああ、やっぱり声楽的に、私の声は綺麗じゃないんだなあ」と、ますます落ち込む結果に。
しかし、後から話を聞いてみれば、逆にうちの父親は、カラオケを歌うと「どの曲も朗々と歌う」と
言われていました。わざとかすれさせたり、崩したりすることでその曲の感情を表現しよう、
というロックやポップスの手法とは歌い方自体が違うので、カラオケでは苦労したようでした。
だから、声楽的に綺麗に歌うこと=歌がうまい、ということでは決してないのですね。

まあ、未だに私の声は、声楽に合わない声であることは間違いないと思います。
イタリア歌曲とか好きで、何曲か歌える曲があるのですが、
人様にはとても聞かせられませんわ…。あうう。
まあ、それでも今は、「歌うこと」に対してはとても楽しく、自分を解放できるようになったので
それはそれでいいや、と思えるようになりました。

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