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演出技法

ようやく、一本創作が完成しました。例によって突貫工事でしたが。
さて、今回書いていた話は、演劇ものです。
書き終わってから校正のため、読み返したのですが……
何だか、演劇の作り方について、誤解を招いてしまわないか心配になりました。
って言っても、私の話を読む人自体が多くないから、大丈夫かな(汗)

そう思った理由なのですが、私は作品中で、繰り返し
「生(なま)の感情」について言及しました。
つまり、役者がそのセリフをリアルに表現するには、自分の中にある感情を引っ張り出して
表現しろ、ということです。
これ、すごくスタニスラフスキー・システムっぽいですよね。
でも、私はスタニスラフスキー・システムや、メソード演技が演劇の基本、
と言いたかったわけではないのです。
優れた方法論ではありますが、欠点もありますしね。
その辺りを詳しく知りたい方には、平田オリザさんの「演技と演出」がオススメです。

「なりきる」ことがいい、という風にも思っていません。
舞台は観客あってのものですから、一番前の席に座っている人と、
一番後ろの席に座っている人に、同じように表現が届かなくてはいけない。
だとすると、表情やしぐさだけでは、伝わりきらないので、どうやったらその時の
その役の思いが一番伝わるか、を考えなくてはなりません。
それが、「見せ方」ってことです。

私は、演劇の面白さとは、役者さんの内面の広がりを、他人の人生にして
見せることだと思っています。なので、メソードなどでトレーニングをすることも
とても大切なことですが、自分の幅を広げないと充実しません。
だから、体をつくること、レッスンを頑張ることも必要ですが、綺麗な花を見たり、
音楽を聴いたり、料理を作ったりすることだって、同じなのです。
自分の引き出しの中に入っていないものは、出てこないんですよ。
つまり、いろんな知識や経験がある人と話すと、楽しいのと一緒で
人生が豊かな人が演じると、面白いし魅力的だ、ってことが言いたいのです。

と、いうことが書きたかったのに、作品の中では書ききれてないなあ……(反省)
でも、こういうことを書くと薀蓄っぽくて、作品中ではクドイので……。

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